卒乳後のバストアップ

卒乳後もバストアップをあきらめないで!卒乳後のバストケア

バストは本来、女性が子供を産んで、その子供に母乳を与えるための器官です。卒乳するということは、バストがバスト本来の仕事を全うしたという証で、人間の器官としてのバストはもう役目は終わったということになります。

人間が生きていくために必要な仕事を終えたバストは、その必要性がないわけですから、退化していくものであって、バストアップとは対極にあるものですが、現代女性にとっては卒乳をしても美しいバストを保ちたいという人が非常に多く、卒乳後にバストアップを目指す人も珍しくありません。

卒乳後にバストアップは可能なのでしょうか?また、どのような方法でバストアップを目指すと効率よく卒乳後にバストアップできるのでしょうか?卒乳後のバストアップについて詳しくご説明します。

関連記事>>産後の重要なバストケア!妊娠出産でバストアップする仕組み

卒乳後のバストは悲惨

妊娠すると、今までバストなんてほとんどなかったという人でもある程度バストアップして感動した!という感想を持つ人が多いのですが、これは妊娠することによって女性ホルモンの分泌量が増えて、授乳に向けて体が準備を始めるためです。

女性のバストとして本来の使命を果たすときがやってきたというわけです。全くバストがなかった人でもある程度のボリュームがあるバストになるのですから、元々バストがあった人はバストの重みでバランスを崩すほど大きなバストになる人もいます。

妊娠や出産のために体が勝手にバストアップしていくのですから、人間の体とは非常に優れたものです。

出産して1週間ほどして、赤ちゃんが母乳を飲む量と授乳量が安定してくると、ひとまずバストの成長はなくなり、大きいままで授乳期間中はキープできるのですが、赤ちゃんの離乳食が進み徐々に母乳を飲む量が減ってきた途端にバストがボリュームダウンしてきます。

母乳を全く飲まないという段階を卒乳といいますが、母乳を作る必要がなくなったバストは急激に退化していき、母乳を飲ませている間につやも張りもあったバストだったにもかかわらず、卒乳後すぐにしぼんで張りがなくなり、形もおばあさんの胸のように垂れ下がってしまう人がいます。

特に、急激にバストが大きくなって完全母乳で複数の子供を育てたというお母さんのバストは見るも無残な姿にその形相を変えてしまうので、ショックを受ける人がたくさんいます。

卒乳後のバストはどうして小さくなるのか

バスト本来の仕事は母乳を作ることです。バストの中には母乳を作るための器官がいろいろあります。その一番中心になっているのがバスト全体に張り巡らされた乳腺というものです。

母乳はバスト周辺に集められた血液を、乳腺組織で母乳に変えて送り出します。母乳を必要とすればするほど、バスト内には乳腺組織が発達するというわけです。

ミルクを与えずに赤ちゃんに母乳だけを与えていたお母さんは毎日24時間常に母乳をバストで作っていることになります。

赤ちゃんが大きくなるにしたがって母乳の量も必要になっていくわけですから、女性ホルモンが働いて乳腺がどんどん発達してきます。

母乳を飲ませている間は需要と供給が上手くいっていて何の問題もないのですが、乳腺が発達してボリュームアップしたバストに沸いてくる母乳がなくなると、大きな風船に空気が入っていないのと同じ状態になります。

母乳がなくなるということは風船を膨らましていた空気がなくなることと同じになるのです。バストの皮膚は残っても中身がない状態になるのでバストがしぼんでしまいます。

授乳していてもあまり母乳を飲ませていなかったという人や、元々バストが小さめで母乳を飲ませてるときもバストアップしなかったという人は、卒乳後に急激にバストがしぼんだり、垂れたりする人は少ないのですが、妊娠して急激にバストアップした人や元々バストが大きいという人はあまり母乳を飲ませていなくても垂れたり、しぼんだりする確率が高まります。

卒乳後のバストアップ方法

では、卒乳後にもバストアップさせるにはどうすればいいのでしょうか。いくつかご紹介します。

ジャストサイズのブラジャーをつける

卒乳後にしぼんだバストを元に戻すためには、もう一度バストに張りを持たせてバスト内の乳腺組織を復活させること、すなわち育てることが重要です。

バスト内の体積は乳腺が1割であとの9割が乳腺脂肪です。バスト内に脂肪がない状態ではバストアップできないので、ジャストサイズのブラジャーを着けてバストを補正しましょう。

妊娠、出産、授乳を繰り返していると短期間の間にバストのサイズがどんどん変化します。

卒乳後は特にサイズが大きくなったバストが急激に小さくなってサイズダウンしていますし、形も悪くなっていますのでブラジャーをつけたときにフィット感がないものは付けないようにしましょう。

妊娠前のものに戻ろうとする人も多いのですが、カップだけでなく、アンダーバストやトップのサイズが変わっていますのでもう一度きちんと専門の人に採寸してもらって新しいものを購入しましょう。

バストアップに重要なブラジャーについては、バストアップのためのインナー(ブラジャー)の選び方!!にて詳しくご紹介していますので、ブラジャー選びの参考にしてください。

もう一度バストを作り直すためにも、少し矯正力のあるバストがよいでしょう。周りに広がった脂肪をバストの皮膚に位置づけるとバストが復活しやすくなります。ジャストサイズのブラジャーを用意したら、しっかりと正しい位置でブラジャーをつけるようにしましょう。

腕立て伏せでバストアップ

卒乳後にバストが垂れ下がるのはバストを支える大胸筋が弱くなっているからです。大胸筋はバストの底部を支える筋肉です。この部分を鍛えるためには腕立て伏せの運動が効果的です。

腕立て伏せなんて1回もできないという人も心配は要りません。一般的な腕立て伏せは大胸筋も鍛えますが、どちらかというと腕の筋肉を鍛えている場合が多いです。

胸の筋肉を鍛えることができれればよいのですから、足を伸ばして腕に負荷をたくさんかけるよりも胸の筋肉を意識できるように後ろに伸ばした足を床に付けて、肩幅に広げてゆっくりと腕を曲げていきましょう。

息を止めないように肘を曲げるときは息を吐き、腕を伸ばすときは息を吸いましょう。

あまり激しい運動ではありませんので1日20回ほど暇な時に取り組みましょう。膝を突いて行う腕立て伏せでも辛いと感じる人は、壁で腕立て伏せをするともっと負荷が少なくなるので楽になります。

負荷が少なくなるのでその分回数を多くすれば運動量をカバーできます。壁があればどこでもできますので暇を見つけてちょっとした時間を利用して行うとよいでしょう。

参考記事>>おすすめバストアップ運動!効果抜群、お手軽にできる方法!

バストマッサージをする

バストをマッサージすると、バストアップのためにいろいろよい面があります。まずバストをマッサージすることで乳腺が刺激されてバストアップできます。

マッサージする時は下から上へバストを優しく押し上げるようにマッサージしたり、右の手の平で左脇の下の肉を中央に寄せ、またその反対を行うようにバストを寄せて上げるようにしましょう。

鎖骨付近のリンパの流れや血流を良くするためにもデコルテのマッサージは念入りにしましょう。マッサージクリームやオイルを付けて肌を強く刺激しないように優しく丁寧にリンパの流れに沿ってマッサージします。

そのほか、バストの周りの血流が良くなることを意識しながらマッサージしましょう。お風呂に入ったときに温まりながらバストマッサージを行うとより一層血行がよくなってバストアップ効果があります。

イソフラボンを摂る

イソフラボンという栄養素は女性の美しさを引き出すことに効果がある栄養素としてよく知られています。

イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンによく似た働きをします。本来女性ホルモンのエストロゲンは女性の卵巣で作られるホルモンです。

授乳中はたくさん女性ホルモンが分泌されているので美しく豊かなバストが保たれていますが、授乳する必要がなくなった卒乳後は女性ホルモンの分泌が急激に減少しますので女性ホルモンに変わるものを補給することができるとバストアップにつながります。

イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンとその働きが似ているのでバスト内にあるエストロゲン受容体はエストロゲンがやってきたと勘違いしてイソフラボンと結合して細胞を活性化します。

イソフラボンは大豆や大豆製品に多く含まれています。豆腐、納豆、厚揚げ、きな粉、豆乳、湯葉、しょうゆ、味噌などに含まれていますのでイソフラボンを摂取するためにも意識して大豆製品を食べるようにするとよいでしょう。

低カロリーですし、健康食品とされているものなので非常に優秀な食品ですが、あまりたくさん摂取しすぎると女性ホルモンのバランスを崩す原因になりますので、気をつけなければいけません。人によっては生理周期が不安定になったり、子宮ガンや乳ガンを引き起こす可能性もあります。

1日のイソフラボンの上限摂取量は70~75ミリグラムです。朝ごはんに豆腐入りの味噌汁と納豆を食べているというような人はそれだけでほぼイソフラボンの上限摂取量になります。

普通の和食を毎日食べているという人は特別に大豆製品をたくさん食べる必要はあまりありません。

普段から和食を食べない人や大豆製品が嫌いだという人はサプリメントなどを利用すると、単に必要摂取量を摂ることができます。

関連記事>>イソフラボンでバストアップ!?イソフラボンの効果と役割!

睡眠時間を確保する

小さな子供がいる家庭はなかなか夜にゆっくりと眠ることができませんが、授乳後の赤ちゃんは睡眠のリズムが整ってくるので長時間眠ることができるようになります。

夜泣きや夜の授乳で長時間の睡眠を確保できなかったお母さんがやっと落ち着いて眠れるようになるのがこの卒乳後の時期です。

卒乳することでお母さんのバストはサイズダウンして形も悪くなりますが、睡眠時間をしっかり確保できるようになるのはバストアップのためには非常によいことです。

人間にとって睡眠は体を休息させているだけではありません。眠っている間に壊れている箇所を修繕したり、新しく作ったりする時間でもあるのです。

睡眠時間にはいろいろなホルモンが分泌されます。女性ホルモンの分泌も重要ですが、睡眠時間には成長ホルモンの存在を忘れてはいけません。成長ホルモンが多く出ている人ほどバストアップしやすい体であるといえます。

成長ホルモンは若い人に多く分泌されるホルモンです。10代や20代の人は特に何を努力しなくても夜にしっかり睡眠をとることで成長ホルモンがたくさん分泌されるのでバストアップが比較的簡単にできます。

卒乳後の女性でも20代で若い人ならばバストアップすることは難しいことではありません。成長ホルモンは30代に入るとその分泌が徐々に減少しはじめ、40代には急激に減少します。

卒乳の時期が遅ければ遅いだけ成長ホルモンを分泌させることが難しくなるためにバストアップが難しくなるのです。

大人になると成長ホルモンがないというのではありません。成長ホルモンアが分泌されにくくなっているので睡眠をしっかりとって成長ホルモンを分泌させやすくしましょう。

成長ホルモンをラクトゲン受容体がキャッチすることができれば細胞分裂が活発化してバストアップできます。10代の女の子がどんどんバストが大きくなってくるときと同じ仕組みを卒乳後も作ればよいというわけです。

体を温める

バストを作るためには女性ホルモンをバストに送るということが大切です。いくら女性ホルモンが体内にあっても血流が悪いために体に行き渡らないというのでは全く意味がないからです。

そのために大切なことは血流を良くすることです。血流を良くするためにはやはり体を温めること、また体を冷やさないことです。

特にバスト周りに血流が悪くならないように肩などを露出しないような服装がよいでしょう。また、お風呂などでマッサージして血流をよくすることや、体を温める食品を食べたり飲んだりすることも重要です。

バストに自信をもって!

赤ちゃんを育てるために授乳することは女性のバストの本来の目的をしっかり果たしたということです。しっかり働いた後のバストを見てがっかりしないで、むしろ母としての自信を持ちましょう。

授乳できる期間というのは人生の中でごくわずかな貴重な時間です。そのわずかな時間にバストを酷使したためにバストがしぼんだり、垂れ下がってしまうわけですが、それ以上に大切な親子の絆はしっかりと結べたはずです。しぼんだバストは母の勲章といえるでしょう。

すっかりバストに自信をなくしてしまってバストを隠そうと背中を丸めたりせずに、むしろ胸を張るために背中をすっと伸ばしてみましょう。時間をかけてしっかりバストケアすることによって美しいバストを取り戻すことができます。

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