痩せてる人はバストアップできない?瘦せ型でもバストアップ
バストアップしたい、美しいバストラインを目指したいという願いを持つ女性はたくさんいます。
豊かなバストを持っている人を思い浮かべてみると、なんとなく元々ふっくらとした女性らしい丸みのある体型の人が多いような気がしませんか?
痩せているけれどもバストもしっかりあるという人は実にうらやましい限りですが、痩せている人はどちらかというとバストも貧弱な人が多いような気がします。
痩せている人は元からバストがある人以外はバストアップはできないのでしょうか?また、痩せている人はどのようなことに気をつけてバストアップすることが大切なのでしょうか?
そこで今回は、痩せ型の人がバストアップする方法について詳しくご説明します。
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この記事の目次
貧乳に育ってしまった原因
そもそも豊かなバストってどのくらいを指すのでしょうか。また、世間でいう貧乳はどのくらいのバストなのでしょうか。
残念ながら具体的な指標があるわけではありませんが、一般的に貧乳といわれる人は、バストのふくらみがほぼなく、子供のようにバストが平らに近い状態で薄っぺらい印象があります。
貧乳の人は痩せていて、ガリガリの人に多いのですが、貧乳の人は無意識のうちに10代から自分自身で貧乳になるべく生活をし、貧乳になってしまっている人が多いのです。
中学生や高校生であったころの自分の姿を想像してみてください。食が細くて好き嫌いが多く、間食としてお菓子やジュース、アイスクリームなどを頻繁に食べていたということはありませんか。
また、運動部で毎日激しく運動して、くたくたになって自宅に帰ってきても入浴はシャワーのみで湯船にゆっくり浸かりもせず、夜は遅くまで猫背でゲームをしたり、マンガを読んで夜更かしし、睡眠時間をしっかりとらなかったのかもしれません。
良くありがちな若い世代の生活の仕方ですが、大事なバストの成長期にこのような生活ばかりを繰り返していると、成長するはずのバストを完全に成長させないまま自ら貧乳の道へ導いてしまった場合があります。
痩せていてもバストの成長期の時期をしっかり利用してバストを育てていれば、しっかりバストは育ち、逆にこのバストの成長期を最大限に活用できた人は、成人しても痩せているにもかかわらずバストはしっかりあるという理想的な体型になっている可能性があります。
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いずれにしても、中学生や高校生の時代にバストの成長を考えて規則正しい生活をしているという人はまれで、何気ない不規則な生活が将来自分がコンプレックスを持つような貧乳を育ててしまっていると知ってる人は少ないです。
痩せてるとバストアップしにくい
痩せてる人で現在バストが小さい人は、バストアップしにくいのでしょうか。この問題に関しては、痩せている人は太っている人に対してバストアップしにくい体質であるといえます。
ガリガリに痩せている人がいくらバストアップのために努力しても、体全体の脂肪が少ない人はバストに脂肪は付きにくいのです。
バストの内部を分析してみると、その9割が脂肪で残りの1割が乳腺です。バストのほとんどが脂肪である以上、脂肪が体内にないとバストアップはどうしても難しくなります。
痩せているってどの程度?
自分が痩せているか痩せていないかというのは単純に体重だけを比較しても意味がありません。そのためからだの中にどの程度脂肪が存在しているかを示すために、体脂肪率というものがあります。
女性は男性に比べて体脂肪率は高くなりますが、女性の標準体脂肪率は21~34パーセントほどです。体脂肪率は、最近の体重計に測れる機能が付いているものもあるので一度自分の体脂肪率を測ってみましょう。
体脂肪率が低いということは、脂肪が少ない場合や筋肉が多いということです。ボディービルダーのような人は筋肉がしっかり付いているので、体重がある程度重くても体脂肪率が低いということになります。
筋肉が多いと本来脂肪質のバストが硬い筋肉質のバストになり、ふわふわで柔らかいバストという具合にはなりません。
一般的に体脂肪率が18パーセント以下の人は痩せているので、バストアップのためにはまず体脂肪を増やすことを意識してみましょう。
体脂肪率を上げたい人のための食事
痩せている人で普段から暴飲暴食をしたり、不規則な食生活をしている人はいますので、そのような人はいくら食べても体脂肪率はなかなか上がりません。
しかし、自然体ではあっても自ら体脂肪を上げないような生活をしている人がいます。例えば、1日3食しっかり食べているが、あまり高カロリーのものを好まない人や、肉などが嫌いで野菜ばかりを多く食べている人、運動は普段からあまりしないというような人はあまり太りらない痩せ体質になっています。
健康的で良いのですが、バストアップの面から考えると体脂肪率はやはり20パーセントほどあることが理想です。体脂肪率が低いとバストアップマッサージをしても、血流を良くしても、大胸筋などを鍛えてもほとんど意味がありません。
また、体脂肪率が20パーセントほどに上昇することで女性ホルモンの分泌も良くなります。食生活を無理に変えたり、大量に食べることはできませんが、必要な栄養素をしっかり意識して摂るようにすると健康的に体脂肪率を上げることができます。
野菜をたくさん食べることは良い事ですが、野菜だけでは体脂肪率を上げることはできません。肉などを適度にとってたんぱく質や脂肪分を摂るようにしましょう。動物性たんぱく質と植物性たんぱく質をバランスよく摂るようにすることも大切です。
また、たんぱく質だけでなくビタミン類やミネラルなどの栄養素を摂ることで女性ホルモンの分泌が良くなるので、海藻や野菜を食べましょう。
参考記事>>食事で健康的にバストアップ!!バストに良い食べ物とは?
体脂肪率を上げるために無理に油モノばかりを増やしたり、食べる量を増やすというのは危険ですので、適度にカロリーのあるものを食べるように心がけましょう。
血流を良くすることが大切
極端に痩せている人は体内の血液の量そのモノが少なかったり、貧血などで血液の成分が薄いという人も非常に多いのです。
バストアップのメカニズムを考えると、血液成分や血液の流れが非常に重要であることに気がつきます。
実質的にバストアップするためには、バスト内に女性ホルモンのエストロゲンを多く送り込み、バスト内の乳腺細胞を活発化させて乳腺を発達させ、その周りに乳腺脂肪をつけることに尽きます。
女性ホルモンのエストロゲンは脳からの命令で卵巣で作られ血液に送り込まれ、体内に届けられるという仕組みです。エストロゲンが作られて血液にたくさん含まれていても、痩せていることで体内の血流が悪いと体の隅々にまで血液が届きません。
血液がバスト付近にあまり流れないというのではバストアップすることができません。このことからも、体内の血流を良くすることが大切であることがよくわかります。
適度な運動をする
血流を良くするためにはやはり体を動かすことが大切です。体を動かせば血流は自然と良くなります。
痩せている人はどちらかというと血液量も少なく、血流も悪いという人が多いので、ウォーキングや水泳などの有酸素運動を週に2~3回でも行うようにすることで血流が良くなり、運動をすることで食欲が出て食事の量を増やすこともできます。
注意することは激しい運動を毎日のように行わないことです。激しい運動は体を極度に疲労させます。体に疲労が溜まりすぎるとストレスになったり、体力が体の回復させることを優先させるためにバストアップが後回しになってしまいます。
適度な運動を長期間続けられることが大切ですので、無理のない運動や自分に合った運動を見つけましょう。
効果的なバストアップの運動については、おすすめバストアップ運動!効果抜群、お手軽にできる方法!の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひ試してみて下さい。
バストアップのためにもおすすめの運動は水泳です。有酸素運動ですし、水中で行う運動なので体に負担がかかりません。
泳げる人は特に平泳ぎがバストアップには適しています。手で大きく水を掻きながら泳ぐことを意識すると腕を動かすことで大胸筋が鍛えられます。もちろんクロールでもバストアップに有効な腕の動きがあります。
泳げない人は水中ウォーキングで腕を平泳ぎやクロールのように動かしながら歩くと同じような効果が得られます。
水泳は水中での運動ですので、運動によるバストへの負担が少ないというのも良いところです。走ったり、飛んだりするとバストがその動きの伴って左右上下に大きく揺らされます。
その事でバスト内のクーパー靭帯が損傷を受けやすく、バストに大きなダメージを与えてしまいます。バストを支えるためのクーパー靭帯は一度損傷すると完全に回復することが難しいので、バストアップしたい人はバストに衝撃を与えない運動をする方がよいのですが、水泳はこういった面からも非常に有効です。
しっかりお風呂に入ろう
痩せすぎている人はしっかり血流を促すためにもお風呂での入浴をすることが大切です。
血流が少ないという人はそのことが原因で体が冷たいという場合が多いのです。痩せている人は太っている人に比べて手足を触ってもひんやりしていることが多い、つまり、血液が体の隅々にまで届いていないのです。
体に血液がしっかり循環していないと、体自体を作ることができない体になり、負の連鎖で元々痩せているにもかかわらず、さらに痩せ、血液量も増えず血流も悪くなります。痩せている人は意識的にしっかり体を温めるようにすることが大切です。
そのためにも毎日しっかりお風呂にお湯を張って10分ほどは体を温めるために入浴しましょう。シャワーだけでは体の表面ばかりが温まり、体内まで温めることができません。
湯船に浸かることで気分もリラックスでき、ストレスが軽減されます。じっとしているだけでも効果がありますが、手足やバスト周りのデコルテ、首や肩、頭などをゆっくりマッサージしていきましょう。
入浴すると睡眠導入も上手く行き、バストアップにとても効果的です。
上半身だけ痩せてる人はどうする?
日本人の体型でよくあるタイプに、上半身はすごく痩せているのに下半身は非常に太っているという下半身デブがあります。
下半身は平均以上に太っているので体重も体脂肪率もそれなりにあるにもかかわらず、上半身は痩せているのでバストがないという人です。
体質もありますが、このような下半身だけ太っている人は、下半身にだけ栄養や血液が行って上半身にはほとんど届いていない場合が多いのです。
血液や栄養分を上半身にもしっかり届けるためにはマッサージがおすすめです。特にバスト周りのマッサージをするとバストアップ効果もあります。
意識的に肩甲骨を動かせるような運動をすると一気に血流が多くなって体も温まります。上半身に脂肪が付かないのは体質だと諦めないで上半身中心に運動したり、マッサージをするようにしましょう。
気をつけなければいけないのは、運動のしすぎです。上半身がガリガリという人は下半身が太ってるといっても、びっくりするほど太ってるということはない場合が多いのですが、自分の体型を厳しく判定しすぎているために下半身は太っていると思っている人が実際は多くいます。
このような人は、本当は太っていない場合が多いので、必死に運動をして痩せてしまうことがあるので注意しましょう。
また、食事を見直すことも大切です。上半身が痩せているのに、ヘルシー嗜好で野菜の煮物やサラダばかり食べて、動物性のたんぱく質を摂っていないというパターンになっていませんか。和食が大好きでマメに自炊したり、実家の両親と暮しているというような人は動物性たんぱく質不足で上半身が痩せてしまっていることもあります。
閉経前後の年齢にこのような体型の人が多いので、ぜひ食生活を見直してみて下さい。
猫背は絶対に駄目
身長が高くて非常に痩せている人でも背筋をしっかり伸ばして、バストを張って歩いていると本当はあまりないバストも大きく見えてしまうから不思議です。
バストを張って美しい姿勢を保つことは実質的にはバストアップにはなっていませんが、長い目で見るとバストアップになる要素をしっかり含んでいます。見た目だけのバストアップが実質的なバストアップにつながるというわけです。
バストがないことや身長が高いことを気にしている人は、自ら無意識に猫背になってしまっていることが多いのですが、この猫背がバストアップには悪い影響を与えます。
猫背になるとバストを包み込むような姿勢になります。血流が悪くなりますので乳腺細胞の活性化を妨げます。バスト周りの血流をよくして内側からバストアップすることも可能なはずなのに、猫背はその姿勢で全てを台無しにしてしまいます。
バストに自信がなくても、バストアップのために胸を張って歩くようにしましょう。
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