産後の重要なバストケア!妊娠出産でバストアップする仕組み
女性は妊娠すると短期間のうちに急激に体型が変化します。
妊娠することで女性ホルモンが急激に増え、出産後の授乳に向けてバストは人生最大にバストアップして大喜びする人も多いのですが、急激なバストの変化によって、産後や卒乳後のバストへのダメージは大きく、天国から地獄へ真っ逆さまに墜落したような気分になります。
産後のバストケアをしっかりすることでその後の人生も美しいバストを保つことができます。どのようなバストケアをすることで産後にバストアップできるのでしょうか?
この記事の目次
妊娠によるバストの変化
妊娠2か月ころから女性ホルモンが急激に増加する影響を受けてバスト内の乳腺が肥大し、増殖し、乳腺脂肪がどんどん増えていきます。
特に努力もしていないのにどんどんバストは大きくなって、個人差は大きいのですが、バストサイズが2カップほどアップする人が多くなります。これは出産後に赤ちゃんに母乳を与えるために、母乳を出す準備がバスト内で整ってくるためです。
初産婦の場合、バストアップされても比較的半球状に近い状態でサイズアップしていきますが、経産婦になるにつれて、バストの上の方には脂肪は付かず、バスト下部のボリュームがアップし、バストサイズが上がってもどんどん垂れ下がってくるというバストの状態になります。
そして乳頭の位置も、妊娠前よりも左右それぞれが外向きに広がる傾向があります。
妊婦が若くて初産婦の場合は、妊娠によって比較的美しいバストアップができますが、年を重ねた女性で経産婦である場合ほど、バストのサイズアップをしても見た目が美しくバストアップするのは難しくなるというのが現状です。
出産後のバストの変化
妊娠によりサイズアップを続けたバストは、出産後2~3日でその大きさは最大になります。これは出産後に授乳を始めるにあたり、バスト内で母乳の本格的な生産が始まるためです。
赤ちゃんが上手におっぱいを飲むことができなかったり、赤ちゃんの飲む母乳の量とおかあさんのバスト内で作られる母乳量との調和が取れないことなどにより胸がパンパンに腫れ上がったり、熱くなって岩のように固くなって苦しむという人も多いのですが、しばらくして赤ちゃんとおかあさんの授乳サイクルが合致してくると授乳の問題も少なくなります。
バストサイズに関しては、母乳育児するお母さんのバストは授乳している期間はボリュームのある豊かなバストをキープできます。
特に授乳する直前のバスト内は母乳がバスト内にたまってくるので非常に豊かなバストになっていますが、赤ちゃんがいっぱい母乳を飲んでくれた直後のバストはどことなくしぼんだようなバストダウンしたようになります。
しかし、また授乳時間が近づくとみるみるうちにハリのある美しいバストに戻ります。このころのお母さんのバストは妊娠前のバストの重みの2~3倍ほどあるとされています。
赤ちゃんがおっぱいを飲まなくなるまでの期間も個人差が大きいのですが、通常産後1年から2年ほどの間に卒乳するとした場合、それだけの期間をかけてバストが妊娠前の状態にサイズダウンしていきます。
一時は2~3倍の重さがあったものが、急激に減少することによってバストの皮膚に負担がかかり、非常に形が悪い状態でバストが小さくなってしまいます。
人によっては妊娠前よりもバストダウンし、授乳によってバスト上部の脂肪がえぐれたようになってバストが垂れ下がってしまうことも珍しくありません。
妊娠、出産、授乳で人生最大にバストアップして女性らしい体つきになったとしても、授乳後に最悪の状態になるのですから、本当に出産は女性にとって大きな影響をもたらすといえます。
産後に母乳をあまり赤ちゃんに飲ませなかった人は、産後に急激にバストのサイズダウンがありますが、母乳を与えていない分だけバストへのダメージが少なく元に戻ることが可能です。
しかし、最近の研究では母乳が赤ちゃんにもたらすいろいろな良い影響が報告されています。自分のバストを美しくキープするためだけに授乳しないことに罪悪感を感じる人もいるでしょう。
産後や卒乳後にバストがしぼんだり、垂れるのはなぜ?
妊娠しているときのように豊かなバストを産後もキープしたいと誰もが考えますが、出産後や卒乳後にバストはどうしてしぼんだり、垂れたりするのでしょうか?
妊娠、出産時にバストアップするのは赤ちゃんに授乳をするためです。バスト内では母乳を作るための乳腺が一気に発達します。そしてそれを取り巻く乳腺組織も増えます。
出産直後にピークに達した女性ホルモンも、出産後には急速にその分泌量を減らします。またバストも授乳が終わったり、授乳しない状況が続くことで乳腺や乳腺組織の必要性がなくなると細胞は活性化されずにどんどん退化していきます。
バスト内の組織が減ることでバストがしぼみます。空気の入った風船を思い浮かべるとわかりやすいのですが、繰り返し、大きくなったり、小さくなったりを繰り返して疲労したゴムは全部空気を抜いてもゴムにハリがないので元のようには戻りませんし、伸びきったゴムの状態になっています。
それと同じ状況がバストでも起こっているというわけです。比較的バストの表面積が広い人は皮膚が伸びやすいですが、中身がなくなった後の皮膚のハリは人一倍なくなるので損傷が激しくなります。バスト上部の組織が急激に減るためにバスト全体がだらしなく垂れてしまうのです。
また、バストの重さを支えるものにクーパー靭帯というものがありますが、このクーパー靭帯は伸びることはできても縮むことができない繊細な組織です。
バストの重さを支えるために妊娠、出産、授乳期を支えた靭帯でも疲労損傷は大きく、バストの容量が減っても縮むことができないので下部に垂れ下がってしまうのです。
大きくなったバストが縮んだり垂れ下がりやすい人はやはり、バストがもともと大きい人や急激にバストアップした人です。
もともとバストが小さかったり、妊娠してもあまりサイズアップしなかった人、授乳しなかった人などは縮んだり、垂れ下がる可能性が低いのですが、出産後は妊娠前よりもさらにサイズダウンしてしまうということもありますので、バストが小さいからと安心はできません。
どうやって産後にバストアップするのか?
では、どのようなことに気を付けて、産後もバストアップできるのか詳しくみていきます。
バストの皮膚を保湿する
妊娠、出産を経て大きくなったバストが幻にならないためには、バスト内の組織が減ってもそれに耐えうるハリや弾力性のある皮膚を持つことが大切です。
卒乳後はどうしてもバスト内の乳腺などが退化しますのでボリュームダウンしてしまいますが、皮膚に弾力があるとバストは垂れさがらずにトップをキープできます。
妊娠中に妊娠線予防のクリームなどを使っていた人はそのクリームで構いません。保湿成分の高いクリームをしっかり塗り込んで肌が乾燥しないようにしましょう。
できるだけ早い段階で皮膚に弾力性を持たせたいので、妊娠中からバストの保湿を始めることが大切です。産後などは非常に忙しいですが、お風呂上りなどに手早く保湿しておきましょう。
バストマッサージ
バスト全体を左右の手でそれぞれ包み込みます。バストの脂肪を包み込んだ手を上げ持ち上げて、内側に少しねじるようにマッサージします。
また、左右の手のひらをつかって左右交互にバストの脂肪を首や鎖骨方向に引き上げます。どちらのマッサージも30回ほどで大丈夫ですが、マッサージは毎日の積み重ねが大切ですので、できるだけ毎日欠かさず行うようにします。
肌に負担をかけないようにマッサージクリームやオイルを付けて優しくマッサージしましょう。
バスト内のクーパー靭帯などはデリケートな組織なので強い力で揉みあげると切れてしまいます。痛くない程度に優しくマッサージしましょう。妊娠5~6か月のころからバストのマッサージをすることによって、もともとのバストが鍛えられるので産後にサイズダウンすることが少なくなリます。
エクササイズ
バストを支える大胸筋を鍛えることで、バストアップしたり、垂れているバストを改善できます。
まず、一つ目のエクササイズは両方の手のひらを胸の前で合わせて合掌のポーズを作ります。肘を真横に引き上げるのがポイントです。左右の手のひらをしっかり合わせて押し合うことで大胸筋が鍛えられます。
また、その手をゆっくり上にあげて行って頭の上で合掌します。合掌したまま、体側を左右交互に伸ばしたり、ねじったりするのも効果的です。
腕立て伏せもバストアップには非常に効果があります。腕の力がないと腕立て伏せはできませんので、まずは簡単に膝付いた状態で腕を曲げて腕たで伏せをします。
ゆっくりでいいので、床を手でしっかりと押す感覚で行います。腕の筋肉をしっかり使いましょう。
ブラジャーを着ける
バストアップするためには、バストを支えるブラジャーの存在は非常に重要です。
産後は赤ちゃんに授乳する機会が多いのでブラジャーをしない人もいますが、しっかりブラジャーでバストの重さを支えて上げることが重要ですので、授乳している人は授乳用でバストをしっかり包み込んで支えるようなブラジャーを購入しましょう。
バストが通常よりも重くなっていてクーパー靭帯が損傷しやすい状況ですので、バストを下からしっかり支えるもので、ワイヤーなどが入っていないソフトなものを選ぶとよいでしょう。
授乳していないので早めにブラジャーを妊娠前のような普通のものに変える場合も、妊娠前のブラジャーをそのまま使うのは危険です。
妊娠によってバストサイズが変化している可能性があるので、しっかり専門家に採寸してもらって、自分のバストにしっかり合ったものを使用するようにしましょう。
バストの形が悪くなったと気にしている人は特に、ナイトブラを使用することをおすすめします。夜寝ている間にバスト内の脂肪が背中やお腹、お尻などに流れてしまうのを防ぎます。
参考記事>>育乳ブラでバストアップ!?ブラジャーでバストを整え育てよう
下を向いて授乳しない
産後に授乳している人は、そのスタイルや方法もバストに影響しますので注意しましょう。
まず、バスト内の重みをクーパー靭帯だけに掛けないようにします。そのためには授乳する方法をしっかり考えましょう。
授乳している時間というのは想像しているよりも長いです。長時間過酷な状況にバストをさらさないようにしましょう。
バストが重力で下がらないように赤ちゃんを胸の高い位置で授乳させましょう。ずっと抱き上げて授乳するのは大変ですので授乳クッションなどで赤ちゃんの体重を支えながら授乳します。
そして赤ちゃんと乳首の位置を近づけて授乳します。赤ちゃんの口と乳首が遠いと赤ちゃんは自分が飲みやすいように乳首を引っ張ります。皮膚を伸ばさないためにも初めから赤ちゃんの飲みやすい位置をキープしてあげましょう。
膝の上に赤ちゃんをのせて覆いかぶさるように授乳する人がいますが、バストは垂直方向に下がりますし、赤ちゃんに引っ張られるのでバストを自ら垂れさせているのと同じ行為になりますので気を付けましょう。
バランスの良い食事をとる
産後の体はいろいろな面でダメージを受けています。外見は妊娠前と同じように元気になったようでも体の中は回復していないことも多いのです。
そのためにはまずバランスの良い食事で栄養をしっかり補いましょう。育児に追われて食事もゆっくりとれないという人も珍しくありませんが、簡単な和食でよいので野菜中心に栄養を摂りましょう。
産後は女性ホルモンの変化が激しくバランスを崩しやすいですが、和食を摂ることで女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンをしっかり摂取できます。
産後にダイエットなどをする人がいますが、自律神経が乱れるとバストアップは絶対にできません。しっかり体の機能を回復して卵巣を元の健康な状態に戻すことで、エストロゲンの分泌量が増えて結果的にはバストアップして理想の体型になることが可能です。
できるだけ早い段階でケアを始めることが大切
バストのダメージを回復するためには、一日でも早くケアを始めることが大切です。理想は妊娠して体調がよい妊娠中期のころにバストケアを意識すると産後にバストダウンしたり、形が悪くなるという現象を最小限にすることができます。
一度、サイズダウンしたり、垂れてしまったバストを復活させるというのは非常に困難で、時間もかかります。産後の忙しい時期にバストのことなんて考えられないとは思いますが、できるだけ早く対処することが美しく短期間にバストアップできるコツです。
どんな状態でも気づいた段階ですぐに取り組むことが大切です。あきらめてはいけません。
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